分刻みのスケジュールで動く病棟勤務では、まとまった休憩時間を確保することさえ難しい日が多々ありますよね。そんな慌ただしい中、15分程度の休憩でも、必ずしっかり休むようにしていました。この限られた時間をいかに有効に使い、すり減った精神を回復させるかが、その後の勤務の質を大きく左右すると感じたからです。忙しくて動けないときは、椅子に深く腰掛けて、そっと目を閉じるだけでも休息になります。視覚情報を一時的に遮断するだけで、脳の疲労感は驚くほど軽減されるので試してみてください。
もし、病院内に少しでも外の空気が吸える場所があるなら、数分間の散歩を取り入れるのがおすすめです。人工的な照明や医療機器の作動音から離れ、風を感じたり空を見上げたりするだけで、狭くなっていた視野がふっと広がります。階段を一段ずつゆっくり上り下りするだけでも、血流が良くなって頭がクリアになります。ずっと病棟という閉鎖的な空間にいると、知らず知らずのうちに心が窒息しそうになりますよね。そんな中、外の世界との接触を少しでも持つことが心の平穏につながるのです。
そして、リフレッシュの仕上げには、自分のお気に入りのコーヒーでコーヒーブレイクを楽しみます。香ばしい香りをゆっくりと吸い込み、一口ずつ味わう時間は、忙しない現実から自分を切り離してくれる大切な儀式です。15分という時間は短いようでいて、工夫次第で十分に自分を労わることができます。誰かのために動く仕事だからこそ、このわずかな空白の時間だけは、自分のためだけに使う贅沢を自分に許してあげてください。